ライバルのボクシンググローブといえば「硬めのパディング」「科学的要素多め」と言った印象を持つっ人が多いと思います。
カナダのメーカーでどちらかというと日本人向けではないですが、ライバルのグローブが好みと言う選手も多いようで、ジムに置いてある所も結構あるみたいです。
この記事ではライバルのグローブの特徴やメリットについて詳しく書いていきたいと思います。
当記事では、
- 公式サイトの情報
- 販売サイトのレビュー・口コミ
- 管理人の実際の使用体験
などをもとに、独自の視点で解説を行っています。あくまでも個人的な評価や意見が含まれることをご理解の上、ご参考ください。
ライバルとは?会社や歴史について

ライバル(RIVAL)はカナダにあるボクシングブランドで、2003年にラス・アンバーによって創設されました。
アンバーの25年以上のボクシング経験の中から革新的なアイデアを取り入れ、初回発注が2000ドルから始まったこの会社は大きく成長していきました。設立当初からトップアマやプロ向けの高品質なグローブの製作を目標にしていたようです。
ライバルグローブの種類や特徴

ライバルのグローブは大きく分けると、
- プロファイト用の「Guerrero」シリーズ
- サンドバッグ用の「RB」シリーズ
- スパーリング用の「RS」シリーズ
- ジュニア用の「FTR」シリーズ
などがあります。
ライバルのグローブは硬めのため、サンドバッグ用のグローブでのスパーリングは行わないように注意書きがされています。
プロファイト用グローブ(Guerreroシリーズ)

総合評価 | ★★★★☆ 4 |
価格 | 約20000円~40000円 |
製造国 | カナダ |
表皮 | 本革 |
パッド | 多層フォームパッド |
解説 | ライバルのプロ用グローブで代表的なものが「HDE-F」シリーズです。他のメーカーにはない外側が硬めの作りでしっかりとした打感を感じることが出来ます。手首は15度の角度を持たせ相手に最適なダメージを与えるアングルレース・トラックシステムが採用され、これはライバルが特許を取得しているものです。表面は高密度EVAラミネート加工された2種類のフォームで覆われています。表面は硬めですが、内部は柔らかく手を保護するように作られています。日本でもウイニングよりライバルの硬い感触が好きで選ぶ選手がたくさんいるようです。 |
【HDE-Fシリーズ】

【SF-Hシリーズ】

HDE-Fシリーズと違ってSF-Hシリーズでは内部に馬毛が使われています。硬めではなく柔らかめの打ち心地を感じることが出来ます。馬毛といえばエバーラストのMXシリーズですが、こちらに似た感覚を感じることが出来るでしょう。
バッグ打ち用グローブ(RBシリーズ)
【RB-7】

初心者~中級者向けに作られたサンドバッググローブです。衝撃を吸収しやすいIMFフォームパッドと、丈夫なダイヤモンドカットPUマヤ・ヌバック(特殊人工皮革)が使用されています。
【RB-50】

バッググローブの中では高級なモデルで、手の保護と動力伝達に優れています。ライバルが設計したIntelli-Shock D3Oシステムにより衝撃を吸収、多層フォームパッドと柔らかな裏地で手を包み込みます。本革製です。
【RB-80】

初心者から上級者まで使えるサンドバッググローブです。超耐性マイクロファイバー製で耐久性に優れた皮が使われています。高密度の多層フォームパッドが使われており、手への衝撃を吸収します。
RB-1(初期モデル、マイクロ)約17000円
RB-2(マイクロ、)
RB-4(初心者~中級者向け、人工皮革)約15000円
RB-7(初心者~中級者向け、人工皮革)約15000円
RB-10(D3Oインテリジェント衝撃吸収システム、マイクロ、3D、15度)約34000円
RB-11(ロングセラーモデル、マイクロ、3D、15度、ダブルロック)約26000円
RB-50(D3Oインテリジェント衝撃吸収システム、本革、3D)約18000円
RB-60(マイクロ、15度)
RB-60C(RB-60のコンパクト、パッド薄め)
RB-80(高耐久マイクロファイバー、速乾性3Dメッシュ)約26000円
※サンドバッグ用グローブは、スパーリングには使用しないよう注意書きがされています。
※サンドバッグ用グローブは「オンス表記」ではなく「S、M、L」などのサイズで表記されています。
スパーリング用グローブ(RSシリーズ)
【RS-11V】

ライバル社のスパーリンググローブで最も売れているシリーズです。スーパーマイクロファイバー製の本革に近い人工皮革が使われており、多層フォームパッドは50ミリ以上の厚さをキープして安全性を確保しています。Vストラップ・ダブル・ロックシステムにより、手首をしっかりロックします。
【RS-80V】

本革の数倍の耐久性を誇るマイクロファイバーで作られたスパーリンググローブです。最初はやや硬めのため、バッグで10~20ラウンドほど試し打ちをしてからの使用が進められています。
【RS-100】

ライバルの超高性能スパーリンググローブです。値段も高めですが、本革に近いスーパーリッチマイクロファイバーの革が使われており、高い耐久性を誇ります。人間工学に基づいたトゥルーフィスト構造が使われ、ライバルの最高の技術と素材を集めて作られたグローブです。
RS-1(マイクロ、15度)約26000円
RS-2V(マイクロ、15度)約23000円
RS-4(安全性重視、大きめクッション)
RS-11V(高耐久マイクロファイバー、速乾性3Dメッシュ、15度、ダブルロック)約30000円
RS-80V(マイクロ、3D)約18000円
RS-100(超高性能スパーリンググローブ)約30000円
ジュニア用(FTRシリーズ)
【RB-FTR1】

ジュニア用のサンドバッグ用グローブです。FTR1の方は硬く高密度な層状フォームにより、硬めの打感となっています。サイズ目安(体重):Y-S=体重27kg、Y-M=27〜36 kg、Y-L=36〜45 kg
【RB-FTR2】

ジュニア用のサンドバッグ用グローブです。FTR2の方は柔らかく低密度な層状フォームにより、柔らかめの打感となっています。サイズ目安(体重):Y-S=体重27kg、Y-M=27〜36 kg、Y-L=36〜45 kg
RB-FTR1(耐久性PU、フォームパッド(硬め)、軽量級ボクサー向け)約8000円
RB-FTR2(耐久性PU、フォームパッド(柔め)、軽量級ボクサー向け)約6000円
ライバルグローブを使用している有名選手
ライバルのグローブはやや固めのナックルが特徴です。この感触が合う選手や、ハードパンチを得意とする選手が主に使っています。パウンド・フォー・パウンドの上位にも位置するウシク選手や、べデルビエフ選手が使っており、世界トップクラスの選手にも多く使われています。

オレクサンドル・ウシク選手が使用しているのはライバルのボクシンググローブです。ほぼほぼ変えられることはないためスポンサー契約をしていると思われます。アンソニー・ジョシュアやタイソン・フューリーに勝利したときにもライバルを使用していました。

ロシアの強豪であるアルツール・ベデルビエフ選手もライバルのボクシンググローブを使用しています。世紀の一戦となったドミトリー・ビボル戦でもライバルのグローブを使用していました。
オレクサンドル・ウシク、アルツール・ベテルビエフ、ワシル・ロマチェンコ、キース・サーマンなど
ライバルグローブの特徴・評価
海外で作られるRIVAL製グローブは様々な種類があります。そのほとんどは日本にはない独特の加工がされています。
- D3O衝撃吸収システム
- 高耐久のマイクロファイバーレザー
- 種類の多いカラーリング
- 手首15度の角度をもたせるアングルレーストラック(特許取得)
- ダブルで止めるマジックテープ
プロ試合用こそ本革が使用されていますが、練習用は耐久性の高いマイクロファイバーレザーが使われています。その多くは硬めのパディングや、手への馴染みやすさが特徴的です。
クッション性
ライバル製のボクシンググローブは、硬めのパディングが多いです。そのためかサンドバッグ用のグローブは、基本的にスパーリングに使うことは禁止されています。D3Oインテリジェント衝撃吸収システムが使われているグローブは、硬さがあって反発の良さを感じることが出来ます。しかし内部の手自体はしっかり守られているため、怪我をする危険性も少ないです。
ダメージ性・攻撃力
ライバル製のグローブは硬めのクッションなだけあって、パンチに自信がある選手が使っている事が多いです。ライバルのグローブがダメージ性や攻撃力を重視したものであり、KOを狙いやすいからと言えるでしょう。愛用しているべデルビエフはKO率9割以上、ウシクやキース・サーマンもKO率50%以上の選手です。
フィット感・馴染みやすさ
ハードに作られた外側とは別に、内部は非常に柔らかく手への馴染やすさにこだわって作られています。また手首の部分も長めでフィット感を感じやすい人は多いようです。ライバルの特徴はこの手への馴染やすさと言っても過言ではないでしょう。
耐久性
ライバル製のグローブもプロ用本革製は耐久力が薄いですが、トレーニング用グローブは高耐久マイクロファイバーレザーや、パディングが使用されており、がっつり練習しても長めに使っていくことが出来ます。ただウイニングほどではなく、使い方によっては皮が破れたり、中から毛玉のようなものが出てきたりもするようです。
価格
価格は安いものだと5000円~質の高い高級品だと40000円前後くらいの値段がします。一般向けからプロ向けまで種類が多いので、値段もピンキリです。
ライバルグローブに対する有名人の評価
和氣慎吾
- ナックルの皮が固くて殴りやすい試合向きグローブ
- 好みでウイニングよりこっちが好きな選手は多い
- 作りはウイニングに比べたら雑かも
亀田和毅
亀田和毅選手はラスベガスでライバルのショップへ行き、グローブを購入しています。ファイトグローブはHDE-FとSF-Hを試し、硬めのHDE-Fが気に入ったようです。
まとめ
ライバルのグローブは、硬めのパディングで強いパンチを打ちたい人が好むグローブになっているかなと思います。
また科学的要素も豊富に取り入れられており、好みが分かれるグローブと言えるかも知れません。
トッププロの選手も多数使用しているので、品質や性能は間違いないと言っていいでしょう。
☑️ライバルグローブの種類
是非検討してみてください。
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